「実践薬歴」をうさ美が早速実践②

 

この記事を書いたのはこんな人

管理人うさ美
元病院薬剤師で、現在は薬局勤務のアラサー薬剤師。

関西在住。ザ・関西のおばちゃん。
ツッコミは忘れない。基本的にオタク。
詳しいプロフィールはコチラ

 

どうも。先日後輩から
「どうしたんですか、最近急に仕事やる気出してw」
と笑われた薬剤師のうさ美です(笑)。

 

 

 

普段は★Twitterで今話題の書籍★
「誰も教えてくれなかった実践薬歴」を読んでみたレビューを書いています。
(レビューはこちらからどうぞ♡)

 

この記事では、
レビューの続きはひと休みです。

 

今回は
「実践薬歴を読んで、うさ美の薬歴がどう変わったか」
ということ
をお話ししていく第2段となります。

 

 

作者の山本雄一郎先生のブログで、
第1段に引き続きうさ美のレビューを紹介して頂きました♪

(どちらでも紹介されたのはうさ美だけ♡←)

 

オオカミくん
…さてはお前、
それが嬉しかったから急にブログのやる気出したな!?
現役薬剤師うさ美
ギクッ
オオカミくん
(分かりやすい奴…。)
現役薬剤師うさ美
違うもん!
元々書こうと思ってたもん!!!

 

うさ美、最初のつまずき

すっかり自信をつけていたが…!?

皆様、「実践薬歴」読破後、薬歴の方はいかかお変わりでしょうか?ヾ(*゚▽゚)ノ
(著者みたいな事言ってんじゃねぇぞ)

 

うさ美はというと、すっかり自信をつけ

 

どや!どや!これが生まれ変わったうさ美様の薬歴やで!!

こっちには「実践薬歴」がついとるんやーっ!!

と、濃い薬歴を書きまくっていました。

 

(笑)

 

 

 

オオカミくん
へぇ。一応、ちゃんと続けてはいるんだな。
現役薬剤師うさ美
うさ美すごいでしょ〜っ♡

 

 

順調に(?)頑張っていたうさ美ですが、

ここで大問題が発生しました。

 

 

薬局が忙しすぎる

うさ美の職場は、
クソ忙しい調剤薬局です。

昼過ぎまでには、処方箋枚数がなんと200枚を超えます。

 

 

 

 

 

投薬はまるでスーパーのレジのように行われ、3分診療どころか、ほとんどが1分投薬です。

 

 

うさ美はパートなので、原則として

「1人投薬したら、そのまま投薬台でその人の薬歴を書いてから次の投薬に行くように」

と言われています。

 

 

 

 

 

 

 

うさ美の薬歴が進化してからというもの、同僚からは冷たい目線が送られていました。

 

 

何故なら…

 

 

私の薬歴が濃くなり、入力のスピードがダウン
   ↓
次の投薬が詰まる
   ↓
薬局が益々忙しくなって大パニック

 

という非常にバい状況が起こっていたからです。(汗)

 

 

要は

「早く前の人の薬歴書き終えて、次の人の投薬行けよ
このボケェェェェェェエエエエ!!!!」

ということですね。(泣)

 

オオカミくん
忙しいんで、早く薬歴書いてもらえますか。
現役薬剤師うさ美
はい!すみません!

 

 

「質の良い」薬歴を、「速く」書く

薬歴がゴチャゴチャしていたうさ美

 

同僚の「速く薬歴書いて次の投薬行け」という視線殺されそうになったうさ美は、

自分の薬歴を客観的に見つめ直してみました。

 

….

 

何でだろう…。

本に書いてた山本先生の薬歴は、
もっとスッキリしてたのに。

うさ美の薬歴、
すごく長くて分かりにくい
んですけど。

 

….

 

 

う〜ん……。

 

 

 

しかし、そこでピンと閃きました!

 

 

 

 

 

 

せや!!犯人
クラスタリングや!!!

 

 

 

 

 

オオカミくん
クラスタリングって何!?
現役薬剤師うさ美
え〜?
そんな事も知らないの〜?

 

 

説明しよう。( ̄∇ ̄)

クラスタリングとは
「患者の訴えや情報を、その類似度に基づき分けて整理すること」である。

 

 

byオーキド博士

 

 

 

「実践薬歴」第2章に、クラスタリングについて以下のような記述があります。

 

患者はランダムに、思いつくままに話してくることが多いですから、それをそのままSに書き写すのではダメです。

クラスタリングをすることで、プロブレムを抽出することが可能となります。

まずはクラスタリング、そしてSOAP。

この二段階を踏んでいないと、ごちゃごちゃした薬歴になってしまいます。

 

「誰も教えてくれなかった実践薬歴」p42-43,2018より一部抜粋、改変

 

うさ美の薬歴は、
このクラスタリングが不十分だったので、ゴチャゴチャと長くなっていたんですね。

 

 

 

 

しっかりとクラスタリングを行った上でSOAPを書くことで、うさ美も

 

  • スッキリとした薬歴の実現
  • 薬歴の入力時間の短縮

 

に成功致しました(`・ω・´)ゞキリッ

 

(これで同僚からのプレッシャーに苦しめられずに済むぞ〜。笑)

 

 

うさ美の勝利

 

実践薬歴をどんどん「実践」しているうさ美ですが、こんな成果があったので報告します。

オオカミくん
ん?何かあったの?
現役薬剤師うさ美
まぁまぁ、聞いててよ♪

 

 

胃薬を処方された男性

 

先日、数年ぶりに薬局に来られた男性の患者さんがいました。

処方は胃薬のみ。

(久しぶりだし、この数年で何か病気になっているかも…。)

 

 

確認してみると、
併用薬は前立腺肥大症の薬1種類だけでした。

 

 

実践薬歴を読む前のうさ美であれば、

(な〜んだ、何も問題ないじゃん。)と、

確実にこのまま服薬指導の典型文(コピペ)だけ話して帰していたであろう患者さんでした。

 

 

 

うさ美が付け加えた「ひとこと」

ですが、その日は何故か
(自分のことなのに何故かって何やねん。笑)

実践薬歴を読む前には絶対に言わなかったであろう、こんな一言を説明の最後に付け加えました。

 

 

「前立腺肥大の方は、全然関係のないお薬で尿が出にくくなったりすることがあります。

病院に行かれる時は、病院と薬局で必ずお伝え下さいね。

何か口うるさく言ってすみません(^^;)」

 

 

 

うさ美は、男性から、
「はい、分かりました。」

と返事されるかと思っていました。

 

 

 

しかし男性は、こう言ったのです。

 

 

「実は以前、アレルギーの薬を飲んだら、尿が出にくくなって中止になった事があります。」

 

 

 

うさ美の変化

 

こうして、患者の基本情報に、

「抗アレルギー薬で尿閉になり、中止になった歴あり」

という重要情報を追加することができました。

現役薬剤師うさ美
うさ美すごい!!
天才!!!\(^o^)/
何でこんなことできたんだろう!?
オオカミくん
….多分、お前以外の誰でも全員普通〜っに聞き出せてたと思うぞ。

 

 

 

ですが、うさ美にとっては、

「今まで出来なかった事が出来るようになった瞬間」

でした。

ヤッタ━─゚+。:.ヽ(喜´∀`)ノ゚+。:.─━ァァッ☆

 

 

 

「実践薬歴」第3章の章末コラムに、以下のような記述があります。

 

服薬指導の典型文(コピペ)を毎回垂れ流しても、残念ながら、それは患者には届いていない。
患者が「私宛に発信されたメッセージではない」と感じてしまうからだ。

 

スラスラとした上手な服薬指導でなくてもよい。
僕が薬剤師として、あなたの健康を、適切な薬物療法をサポートします、といった思いは言語にはならなくても伝わっていく。そういうものなのだ。

「誰も教えてくれなかった実践薬歴」p99-100,2018より一部抜粋、改変

 

男性を送り出した後で上記の記述を思い出し、

 

◆やっぱり服薬指導の典型文(コピペ)を毎回垂れ流しているだけではダメなんだ!!

 

◆うさ美の想いが相手に伝わったから、重要な情報を聞き出せたんだ!!!

 

すごい!!!

うさ美天才!!!(違う)

やったーーーーーーーーーー!!!!!

と、何だかものすご〜〜〜〜〜く感動したうさ美なのでした。